週刊プリザンター第26号
こんにちは。IISの田口です。
暑かったり寒かったりで梅雨に入りました。体調を崩さないように。
私は最近寝不足気味ですが、なんとか頑張っています。
週刊プリザンター第26号です。
6/10~6/16を追いかけます。
6/10:CSVエクスポートをApiで実行する機能を追加。(0.50.15)
CSVデータのエクスポートがAPIで実行出来るようになりました。
プリザンターから他システムへのデータ連携を自動化する時などで活用できそうです。
URL
下記のURLを使用します。{SiteId}はレコードを取得するテーブルのサイトIDに置換してください。
http://servername/pleasanter/api/items/{SiteId}/export
リクエスト
HTTP POSTで下記の形式のjsonデータを送信してください。Content-Typeに'application/json'、文字コードはUTF-8を使用して下さい。
{ "ApiKey": "XXXXXXXXXX...", "ExportId": 2 }
ExportIdは「テーブルの管理」ー「エクスポート」で登録したエクスポート定義のIDになります。
レスポンス
下記の形式のjsonデータが返却されます。
{ "StatusCode": 200, "Response": { "Name": "顧客マスタ_2019_06_21 03_47_29.Csv", "Content": "・・・・・・" } }
jsonデータのContentにCSVデータが格納されますので、実際に使う際はCSVデータを取り出す処理(スクリプト/バッチ)が必要となります。
実際に動かしたサンプルは以下の通りです。
6/12:HTTP_ACCEPT_LANGUAGEで言語を判定する機能を追加。(0.50.21)
プリザンターはユーザ毎に言語を設定することができ、その設定に従って各画面のメニューやボタン名などが設定した言語に切り替わります。いわゆる多言語対応ですね。
ですが、この仕組みのためユーザのログイン前に表示するログイン画面は多言語表示に対応できていませんでした。
この場合、
http://servername/pleasanter?language=en
のようにログイン画面のURLの後ろに"language=en"を付与すると指定した言語でログイン画面が表示します。
今回の改修ではURLに言語指定をしなくてもログイン画面が自動で多言語表示に対応する機能が追加になりました。
言語の判定にはブラウザのHTTP_ACCEPT_LANGUAGEを利用します。
「ブラウザはHTTP_ACCEPT_LANGUAGEをどうやって設定するんだ?」と疑問になりますよね。
その答えはWindowsの言語設定にあります。
設定ー地域と言語の「Windowsの表示言語」をEnglishに変更すると、プリザンターのログイン画面が自動的に英語表記となります。
Windowsの表示言語を日本語に戻すとログイン画面は日本語に戻ります。
6/15:通知およびリマインダーに無効化機能を追加。(0.50.27)
通知とリマインダーの設定に無効化機能が追加になりました。
今までは一時的に通知/リマインドを止めたい場合は設定自体を削除しなければなりませんでしたが、この追加機能で設定を削除しなくても無効化できるようになりました。
《通知》
《リマインダー》
その他
不具合解消やソースコードのリファクタリングなどで16個のアップデートが実施されています。
バージョンアップに追いつけ!
プリザンターは日々進化しつづけて、新しい機能が追加されています。 皆さんの参考になるよう毎週紹介していきたいと思いますので、ご期待ください!
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プリザンターの他、C#によるWebアプリ開発もIISの得意とする領域です。今後もプリザンターの機能、拡張スクリプト、ページ追加の研究を進めて行くつもりです。関心のある方、よかったらブログ上部の「+読者になる」をクリックをお願いします!
最後に
IISはプリザンターのスクリプトによるカスタマイズの経験が豊富です。
プリザンター導入に際してカスタマイズをご検討されている方は是非ご相談ください!
またご不明点やご質問などございましたら弊社までお問い合わせください。