週刊プリザンター第38号
こんにちは。IISの田口です。
色々忙しくなってくると段々周りが見えなくなってきます。
そんなときこそ落ち着いて周りを見渡せるような人になりたいと思った今日この頃です。
週刊プリザンター第38号です。
9/2~9/8を追いかけます。
9/6:APIの利用上限パラメータを追加。(0.50.100)
プリザンターは標準でAPIが提供されており、データの取得・登録・更新・削除をAPI経由で行うことが出来ます。
現状はAPI発行回数に制限はありませんが、今回の追加機能で各テーブルに対して1日当たりの上限回数を設定出来るようになりました。
設定は\Parameters\Api.jsonに"LimitPerSite"というキーが追加されています。
デフォルトは0(制限しない)になっています。
APILimitPerSiteで設定した回数を超えるとAPIの処理結果として、以下のようなメッセージが返却されます。
なお、各テーブルに対する1日当たりのAPI発行回数はSitesテーブルで管理します。
管理用に以下のカラムが追加されています。
項目 | 説明 |
---|---|
ApiCountData | API発行時のタイムスタンプ。 当日の初回発行時に更新する。 |
ApiCount | 1日当たりのAPI発行回数。 ApiCountDateの更新と合わせてカウントし直す。 |
その他
不具合解消やソースコードのリファクタリングなどで4個のアップデートが実施されています。
そのうち2点をピックアップして紹介します。
添付ファイルの復元が行えない問題を解消。
添付ファイル項目にファイルを添付したレコードを削除し、ごみ箱から復元した際、今まではレコードのみが復元され、添付ファイルが復元されませんでした。(クリックしてもファイルダウンロード出来ない)
これが添付ファイルも正しく復元されるように修正されています。
削除時の戻り先への遷移をbackに修正。
編集画面のリンク欄からリンク元データに遷移しそのデータを削除した場合や、サイト統合設定を行ったテーブルの一覧からレコードを選択しそのデータを削除した場合などは、本来であれば編集画面やサイト統合テーブルに戻って欲しいのですが、実際には削除したデータが登録していたテーブルの一覧に戻ってしまいます。
これを編集画面なりサイト統合テーブルなりに戻るように修正されています。
バージョンアップに追いつけ!
プリザンターは日々進化しつづけて、新しい機能が追加されています。 皆さんの参考になるよう毎週紹介していきたいと思いますので、ご期待ください!
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プリザンターの他、C#によるWebアプリ開発もIISの得意とする領域です。今後もプリザンターの機能、拡張スクリプト、ページ追加の研究を進めて行くつもりです。関心のある方、よかったらブログ上部の「+読者になる」をクリックをお願いします!
最後に
IISはプリザンターのスクリプトによるカスタマイズの経験が豊富です。
プリザンター導入に際してカスタマイズをご検討されている方は是非ご相談ください!
またご不明点やご質問などございましたら弊社までお問い合わせください。