週刊プリザンター第13号

こんにちは。IISの田口です。
週末から花粉症がひどくなりました。今年は軽いかと思ってましたが、そうはいかないようです。

週刊プリザンター第13号です。
3/4~3/10を追いかけます。

3/6:データベースバックアップ用サンプルスクリプトにコマンドタイムアウトパラメータを追加。(0.49.174)

製品に同梱されているバックアックスクリプトがアップデートしています。
コマンドタイムアウトのパラメータが追加されています。
DB容量が大きい場合、以前のスクリプトだとタイムアウトが発生してバックアップが失敗する場合がありましたが、今回のアップデートで解消されます。
3600秒が設定されていますので、各自の環境に合わせ必要に応じて適宜修正して利用しましょう。

3/10:下位のリンクテーブルをJOINして一覧画面やCSVエクスポートに出力する機能を追加。(0.49.177)

久々の機能追加です!
大きくは以下の3点の機能が追加になりました。

  1. CSV形式に加えてJSON形式でもエクスポート出来るようになった。
  2. リンク関係にあるテーブルで親子両方のデータをエクスポートしたい場合、今までは子テーブル側から親テーブルを指定する必要があったが、親テーブルから子テーブルを指定することが出来るようになった。
  3. 一覧画面の設定方法がエクスポートの設定方法と同じく、親テーブルから子テーブルを指定することが出来るようになった。

ではそれぞれの機能を簡単に紹介します。

JSON形式でのエクスポート

「テーブルの管理」-「エクスポート」の設定画面で『エクスポートの種類』が追加になりました。
f:id:imageinformationsystem:20190312210448p:plain このプルダウンでCSVもしくはJSONが選択出来ます。

JSONはキー名"Body"配列に1行1オブジェクトとして「DBカラム名: 値」の形式で出力します。
f:id:imageinformationsystem:20190312210554p:plain

「ヘッダを出力する」にチェックをつけると"Header"配列に「DBカラム名:画面表示名」の形式で出力します。
f:id:imageinformationsystem:20190312210527p:plain

親テーブルから子テーブルを選択可能

テーブルの選択方法が変わりました。
下図のようにプルダウンを開くと自テーブルからリンク関係で上位だけでなく下位につながるテーブルも含めた一覧が表示します。
f:id:imageinformationsystem:20190312210653p:plain

プルダウン表示の説明です。
親テーブル -< [自テーブル] -< 子テーブル
のように表示しますが、[]でくくられたテーブルが下段の項目選択対象のテーブルです。
"-<"の表示ですが、"-"側が親、"<"側が子という意味です。

子テーブル項目を選択したJSON形式の出力ですが、子テーブルのレコードは"Sources"配列に1行1オブジェクトとして出力します。
f:id:imageinformationsystem:20190312210724p:plain

また、JSON形式で出力する場合、出力項目に設定しなくても

  • サイト(SiteId)
  • ID(IssueId or ResultId)
  • 作成者(Creator
  • 更新者(Updator)

は必ず出力するようです。

一覧画面もエクスポートと同じ設定が出来る

一覧画面の設定がエクスポート設定と同様に自テーブルからリンク関係で上位および下位につながるテーブルの項目を選択出来るようになります。
f:id:imageinformationsystem:20190312210754p:plain

その他

不具合解消やソースコードリファクタリングなどで6個のアップデートが実施されています。

バージョンアップに追いつけ!

プリザンターは日々進化しつづけて、新しい機能が追加されています。 皆さんの参考になるよう毎週紹介していきたいと思いますので、ご期待ください!

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プリザンターの他、C#によるWebアプリ開発IISの得意とする領域です。今後もプリザンターの機能、拡張スクリプト、ページ追加の研究を進めて行くつもりです。関心のある方、よかったらブログ上部の「+読者になる」をクリックをお願いします!

最後に  

IISはプリザンターのスクリプトによるカスタマイズの経験が豊富です。
プリザンター導入に際してカスタマイズをご検討されている方は是非ご相談ください!
またご不明点やご質問などございましたら弊社までお問い合わせください。