週刊プリザンター第25号

こんにちは。IISの田口です。
今週は急に寒くなってきました。体調管理が難しいですけど、皆さんもお気をつけて。

週刊プリザンター第25号です。
6/3~6/9を追いかけます。
今週は0.50版へのバージョンアップがあります!

6/3:一覧画面での編集機能追加。(0.50.1)

バージョンアップの目玉機能ですね。いくつかの機能がまとめて追加になっていますので、1つずつ紹介します。

1.一覧画面での編集機能

「テーブルの管理」-「一覧」に『一覧編集種別』という設定項目が追加になりました。
"一覧画面で編集"を選択すると今回追加になった機能が利用できます。
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"一覧画面で編集"を設定すると一覧画面下部に「編集モード」ボタンが表示します。
このボタンをクリックすると編集モードに移行します。
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編集モードでは各表示項目が直接編集出来ます。
また、編集モードで新規登録やデータコピーも行うことが出来ます。
編集する前に再読込することができます。
画面下部の「一覧モード」ボタンをクリックすると通常の一覧画面に戻ります。
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f:id:imageinformationsystem:20190614094452p:plain

「更新」ボタンをクリックすると編集モードで追加・修正したレコードをまとめて更新します。
更新結果は画面下部に「○○件更新しました」と表示します。
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2.一覧画面での履歴表示

「テーブルの管理」-「一覧」に『一覧上に履歴を表示』という設定項目が追加になりました。
このチェックをONにすると一覧画面で各レコードの履歴を表示することが出来ます。
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一覧画面の右上に「履歴を表示」のチェックボックスが表示します。
f:id:imageinformationsystem:20190614094637p:plain チェックONにすると一覧上に履歴が表示します。 右端に履歴のバージョンが自動的に表示します。
f:id:imageinformationsystem:20190614094647p:plain

3.フィルタ設定領域の使用可否

「テーブルの管理」-「フィルタ」に『フィルタ設定領域を使用する』という設定項目が追加になりました。
このチェックをOFFにすると一覧画面の検索条件部が非表示となります。
f:id:imageinformationsystem:20190614094726p:plain 『フィルタ設定領域を使用する』のチェックON/OFFでの表示差異は以下の通りです。
f:id:imageinformationsystem:20190614094737p:plain

4.一覧のヘッダメニューでフィルタを使用する

「テーブルの管理」-「フィルタ」に『一覧のヘッダメニューでフィルタを使用する』という設定項目が追加になりました。
このチェックをONにすると一覧画面のヘッダメニューで検索条件を入力することが出来ます。
f:id:imageinformationsystem:20190614094815p:plain 下図のようにヘッダメニューで検索条件に条件入力部が表示します。
f:id:imageinformationsystem:20190614094825p:plain 入力した条件は画面上部のフィルタ設定部にもセットされます。
f:id:imageinformationsystem:20190614094837p:plain

6/3:テーブルロック機能を追加。(0.50.1)

「管理」メニューに「テーブルをロック」というメニューが追加になりました。
このメニューは特権ユーザのみに表示します。
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クリックするとテーブルがロックされ、登録・更新・削除が不可となります。
一覧画面、編集画面ともロックをしたことのメッセージが画面上部に表示します。
f:id:imageinformationsystem:20190614094928p:plain f:id:imageinformationsystem:20190614094948p:plain ロック解除をする時は「管理」メニューから「テーブルのロックを解除」をクリックします。
f:id:imageinformationsystem:20190614094956p:plain

6/9:ユーザ招待機能を追加。(0.50.10)

ユーザへ招待メールを送付し、承認する仕組みが追加されました。
この機能でユーザを登録する場合はユーザIDがメールアドレスとなります。

メニューの表示

「管理」メニューに「ユーザ招待」というメニューが表示します。 f:id:imageinformationsystem:20190614095055p:plain
このメニューは設定ファイル「Registration.json」で制御します。

{
    "Enabled": false,
    "PrivilegedUserOnly": false,
    "ApprovalReauestTo": null
}
項目 説明
Enabled trueで「ユーザ招待」のメニューが表示します。
PrivilegedUserOnly trueで特権ユーザにのみメニューが表示します。
ApprovalReauestTo 招待されたユーザが承認依頼を行ったことの通知先を指定します。 1つのメールアドレスのみ指定可能のようです。

※ApprovalReauestToはスペルミスっぽいです(ApprovalRequestToのはず)。直に修正されると思います。

使い方

①招待

「管理」-「ユーザ招待」とクリックし、ユーザ招待の一覧画面を開いたら、「新規作成」をクリックします。
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編集画面では招待したいユーザのメールアドレスを入力し、画面下部の「招待」ボタンをクリックします。
「招待」ボタンクリック後、招待中フラグが‘招待中"に変化します。
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f:id:imageinformationsystem:20190614095526p:plain
一覧画面でも‘招待中‘と表示します。
f:id:imageinformationsystem:20190614103515p:plain

招待ユーザには以下のようなメールを送信します。
f:id:imageinformationsystem:20190614095327p:plain

②承認依頼

招待されたユーザは送信メールに記載のURLをクリックすると以下の画面が表示しますので、 名前、パスワードを入力し、「承認依頼」ボタンをクリックします。
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設定ファイル「Registration.json」のApprovalReauestToでメールアドレスを設定した場合は、そのメールアドレスに対して承認依頼のメールを送信します。
f:id:imageinformationsystem:20190614100129p:plain

④承認

承認依頼メールが届いた場合は記載のURLをクリックします。
承認依頼メールの設定がされていない場合は、ユーザ招待の一覧画面を開き、対象レコードをクリックします。
f:id:imageinformationsystem:20190614103626p:plain
「承認」ボタンすると招待ユーザに承認完了メールを送信します。
f:id:imageinformationsystem:20190614102333p:plain
f:id:imageinformationsystem:20190614102340p:plain

「承認後」は招待中フラグが"招待済"となります。
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⑤ログイン

承認結果メールに記載のURLをクリックするとプリザンターのログイン画面が表示しますので、

項目 説明
ログインID メールアドレス
パスワード 承認依頼時に登録したパスワード

を入力してログインします。

その他

不具合解消やソースコードリファクタリングなどで10個のアップデートが実施されています。

バージョンアップに追いつけ!

プリザンターは日々進化しつづけて、新しい機能が追加されています。 皆さんの参考になるよう毎週紹介していきたいと思いますので、ご期待ください!

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プリザンターの他、C#によるWebアプリ開発IISの得意とする領域です。今後もプリザンターの機能、拡張スクリプト、ページ追加の研究を進めて行くつもりです。関心のある方、よかったらブログ上部の「+読者になる」をクリックをお願いします!

最後に  

IISはプリザンターのスクリプトによるカスタマイズの経験が豊富です。
プリザンター導入に際してカスタマイズをご検討されている方は是非ご相談ください!
またご不明点やご質問などございましたら弊社までお問い合わせください。