週刊プリザンター第54,55号
こんにちは。IISの田口です。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さっそく合併号になりましたが、今年も毎週(?)プリザンターの最新情報をお伝えしていきます。
週刊プリザンター第54,55号です。
12/23~1/13を追いかけます。
自動バージョンアップ種別を設定する機能を追加。(0.50.124)
プリザンターは更新時に変更履歴を作成する仕様です。
具体的には編集画面の「新バージョンとして保存」がチェックONの場合、更新時に変更履歴を作成します。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この「新バージョンとして保存」のチェックですが、現状は以下のような動作仕様となっています。
更新するレコード | "新バージョンとして保存"の振る舞い | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
更新者 | 更新日 | チェック | 変更可否 | |
ログインユーザと異なる | - | ON | 不可 | 必ず履歴を作成する |
ログインユーザ本人 | 過去日 | ON | 不可 | 必ず履歴を作成する |
当日 | OFF | 可 | デフォルトは履歴を作成しないが、チェックONにすることで履歴を作成可能 |
簡単にいうと
- 他人が作成・更新したレコードの更新時は必ず履歴を作る。
- 自分が過去に作成・更新したレコードの更新時は必ず履歴を作る。
- 自分が当日に作成・更新したレコードの更新時は履歴を作らないのがデフォルト。作りたい場合はチェックする。
です。
今回追加された機能では上記の履歴作成に関する動作を設定できるようになりました。
「テーブルの管理」-「エディタ」に以下の"自動バージョンアップ"という項目で設定することができます。
自動バージョンアップでの設定内容は以下の通りです。
設定内容 | "新バージョンとして保存"の振る舞い |
---|---|
既定 | 現行通りの動作 |
常時 | 更新者・更新日にかかわらず必ずチェックONかつ変更不可 |
無効 | 更新者・更新日にかかわらず必ずチェックOFFかつ変更可 |
"常時"にすると必ず履歴が作成され、"無効"にすると履歴作成はユーザの操作(チェックON/OFF)に依存することになります。
その他
不具合解消やソースコードのリファクタリングなどで17個のアップデートが実施されています。
バージョンアップに追いつけ!
プリザンターは日々進化しつづけて、新しい機能が追加されています。
皆さんの参考になるよう毎週紹介していきたいと思いますので、ご期待ください!
「+読者になる」のお願い
プリザンターの他、C#によるWebアプリ開発もIISの得意とする領域です。今後もプリザンターの機能、拡張スクリプト、ページ追加の研究を進めて行くつもりです。関心のある方、よかったらブログ上部の「+読者になる」をクリックをお願いします!
最後に
IISはプリザンターのスクリプトによるカスタマイズの経験が豊富です。
プリザンター導入に際してカスタマイズをご検討されている方は是非ご相談ください!
またご不明点やご質問などございましたら弊社までお問い合わせください。