週刊プリザンター第24号
こんにちは。IISの田口です。
6月になりました。新人も配属されました。さらにパワーアップして頑張ります!
週刊プリザンター第24号です。
5/27~6/2を追いかけます。
5/30:ライセンス表示の機能を追加。(0.49.246)
下図のようにバージョンの画面にライセンス表示が追加になりました。
5/31:ライセンス情報の出力機能を追加。(0.49.247)
Parametersフォルダに「Version.json」というパラメータが追加になっています。
ただし、この値を変えても現状はライセンス表示に変化がありませんでした。
6/1:JavaScriptでId, SiteIdを取得するメソッドおよびイベントを設定するメソッドを追加。(0.49.248)
Javascriptにメソッドが追加になりました。 それぞれ簡単に紹介します。
Id取得
今までは編集画面でレコードIDを取得する場合はvar id = $('#Id').val()
のように記述していましたが、追加されたメソッドを使うと以下のように書き換えられます。
var id = $p.id();
SiteId取得
今まではサイトIDはスクリプトで取得することが出来ませんでしたが、今回追加されたメソッドで取得出来るようになります。
また、リンク関係にある上位/下位のテーブルのサイトIDも取得出来ます。
サンプルとして以下のようなテーブル構成でサイトIDを取得します。
以下のスクリプトを子テーブルの編集画面表示イベントとして登録します。
$p.events.on_editor_load = function() { console.log('$p.siteId():' + $p.siteId()); console.log("$p.siteId('親テーブル'):" + $p.siteId('親テーブル')); console.log("$p.siteId('子テーブル'):" + $p.siteId('子テーブル')); console.log("$p.siteId('孫テーブル'):" + $p.siteId('孫テーブル')); }
引数を指定しない場合は自サイトのサイトIDを取得します。
引数でテーブル名称を指定した場合、リンク関係にあるテーブル群に指定したテーブルがあれば、そのテーブルのサイトIDを取得します。
子テーブル実行結果は以下の通りです。自分自身のサイトIDおよび親テーブル、孫テーブルのサイトIDも取得出来ます。
イベントを設定する
例えば「分類Aのプルダウンが変更したらxxxの処理をする」のようなスクリプトは
$(document).on( 'change', $p.getControl('ClassA'), function() { // xxxの処理 } );
のように記述していましたが、今回追加されたメソッドを使うと以下のように記述できます。
$p.on( 'change', 'ClassA', function() { // xxxの処理 } );
その他
不具合解消やソースコードのリファクタリングなどで5個のアップデートが実施されています。
バージョンアップに追いつけ!
プリザンターは日々進化しつづけて、新しい機能が追加されています。 皆さんの参考になるよう毎週紹介していきたいと思いますので、ご期待ください!
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プリザンターの他、C#によるWebアプリ開発もIISの得意とする領域です。今後もプリザンターの機能、拡張スクリプト、ページ追加の研究を進めて行くつもりです。関心のある方、よかったらブログ上部の「+読者になる」をクリックをお願いします!
最後に
IISはプリザンターのスクリプトによるカスタマイズの経験が豊富です。
プリザンター導入に際してカスタマイズをご検討されている方は是非ご相談ください!
またご不明点やご質問などございましたら弊社までお問い合わせください。