週刊プリザンター創刊!

こんにちは。IISの田口です。
プリザンターは日々バージョンアップしており新機能がどんどん追加しています。
少し目を離すと「何?この機能」「管理画面に設定項目が増えている?」とかすぐに浦島太郎状態になってしまいます。
そこで、今週からプリザンターの機能追加などについてのまとめ記事をアップして行きたいと思います。
題して「週刊プリザンター」創刊です!!!!

今週は創刊号

今週は創刊号ですので、プリザンターに新機能が続々追加!で紹介した機能の後で更に追加された内容について一気に紹介したいと思います。

バージョンアップ(10/29:0.49.1)

0.48系から0.49系にバージョンアップしました。

Session.jsonの追加(10/30:0.49.2)

セッション変数をSessionsテーブルに格納する方式に変更されており、このSessionsテーブルのレコードの有効期限を設定するパラメータ「Session.json」が追加されました。
デフォルトの設定値は1440分です。
※セッション変数の使用は11/10(0.49.23)で廃止されました。

添付ファイル項目をコピー時にクリアする仕様に変更(10/31:0.49.3)

レコードコピー時に添付ファイル項目をクリアする仕様に変更されました。

製品ロゴを変更(11/2:0.49.5)、バージョン画面にロゴを追加(11/2:0.49.7)、faviconの変更(11/3:0.49.10)

こちらの記事にあるとおり、プリザンターの新しいロゴ、およびイメージキャラクターの公開に合わせて製品ロゴが変更されました。
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Microsoft Teamsへの通知機能を追加(11/2:0.49.6)

通知機能にMicrosoft Teamsが追加になりました。
これで通知はメール、Slack、ChatWork、Line、Teamsの5種類を利用することが出来ます。
Teamsへの通知機能の設定方法についてはマニュアルを参照ください。

英語対応の強化

英語対応が強化されていますのでまとめて紹介します。

英語対応範囲の拡大(11/4:0.49.16)、項目名の規定値を日/英切り替え可能とする機能を追加(11/12:0.49.34)

テーブルの管理-エディタで選択する項目名の初期値(分類Aや数値B)が英語対応し、ログインユーザの言語で切り替え可能となりました。

英語テンプレートの追加(11/15:0.49.38)

言語を英語に指定したユーザが新規テーブルを作成する際に選択出来るテンプレートが英語になりました。

HtmlTitleの英語化に対応(11/16:0.49.42)

言語を英語に指定したユーザがログインしている際のHtmlTitleを英語表記に対応しました。

サイト単位に検索インデックスを再構築する機能を追加(11/14:0.49.36)

テーブルの管理-検索に「検索インデックスの再構築」ボタンが追加されました。 サイト(テーブル)単位に検索インデックスの再構築を行うことが出来るようになりました。
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一覧表のヘッダを固定化する機能を追加(11/16:0.49.39)

一覧画面のヘッダが固定化されるようになりました。
今までは表示レコード数が多い場合、スクロールするとヘッダもスクロールされてしまい、項目名がわかりにくかったのですが、ヘッダが固定化されることでより見やすい一覧画面になりました。
f:id:imageinformationsystem:20181211111831p:plain スクロールするとヘッダが画面上部に固定表示します。 f:id:imageinformationsystem:20181211111837p:plain

NotificationsをPOSTデータで書き換え可能にする機能を追加(11/16:0.49.40)

スクリプトが必要になりますが、通知先を動的に設定できるようになりました。
この機能については別途記事にする予定です。

Implem.SupportToolsを追加(11/16)、サポートツールにログをCSVで出力する機能を追加(11/24)

サポートツールが新規提供されました。
機能はメール送信テスタ、Syslogビューワーです。
SyslogビューワーはCSV出力が可能です。
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API操作の方式を追加(11/24:0.49.57)

APIの仕様が一部変更になりました。

  • URLの形式が変更
    /pleasanter/api_items/xxx → /pleasanter/api/items/xxx
  • Content-Type の指定が変更
    'application/x-www-form-urlencoded' → 'application/json'

旧仕様も継続して利用可能です。
詳しくはマニュアルを参照ください。

レコード遷移時にAjaxを使用するか選択するためのサイト設定を追加(11/26:0.49.62)

テーブルの管理-エディタに「レコードの遷移にAjaxを使用」のチェックボックスが追加になりました。
チェックした場合、編集画面の前次ボタンをクリックした際に画面全体が再表示する(チラつく)ことなく表示内容が切り替わります。
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$p.events.on_editor_load拡張スクリプトを追加(11/26:0.49.63)

「編集画面の表示時」というイベントハンドラが追加になりました。
この機能については別途記事にする予定です。

Ajaxのレスポンスにidを返す機能を追加(11/26:0.49.63)

スクリプト開発で「新規レコードを登録後にそのレコードに付与されたIDを使って別の処理を行う」ような場合、今までは付与されたIDを取得するのが非常に大変でしたが、これが簡単になりました。
この機能については機会があれば別途記事にしたいと思います。

パスワードポリシ-を設定する機能を追加(12/2:0.49.67)

以下のパスワードポリシーが設定できるようになりました。

  • 文字数
  • 文字種(小文字、大文字、数字、記号)

文字種は4種を任意に組み合わせることが可能です。(小文字と数字だけをチェックする等)
Security.jsonに追加された「PasswordPolicies」項目で設定します。

なお、設定値のデフォルトは 以下の通りです。

  • 8文字以上
  • 全ての文字種が1文字以上含まれること

ユーザ新規登録時やパスワード変更時に入力したパスワードがポリシーを満たしていないとエラーとなり、メッセージが表示します。
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ユーザアカウントのロック機能を追加(12/2:0.49.67)

規定回数ログインに失敗した場合、ユーザアカウントをロックする機能が追加されました。
Security.jsonに追加された「LockoutCount」項目で設定します。
設定値のデフォルトは"0”です(何回失敗してもロックしない)。
またユーザ管理画面でロック状態を設定する項目が追加になりました。
ロック解除や強制ロックを行うことが出来ます。
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バージョンアップに追いつけ!

プリザンターは日々進化しつづけています。1ヶ月で非常に多くの機能が追加になりました。 皆さんの参考になるようこれから毎週紹介していきたいと思いますので、ご期待ください!

最後に  

IISはプリザンターのスクリプトによるカスタマイズの経験が豊富です。
プリザンター導入に際してカスタマイズをご検討されている方は是非ご相談ください!
またご不明点やご質問などございましたら弊社までお問い合わせください。